ゼンピングの裏側 コマンドプロンプトでping実行する場合との比較

こんにちは、ブングアプリ担当の鈴木です。
ブングアプリのサブネットに対して8個のpingを同時に投げていくアプリ、ゼンピングについて同僚から「タイムアウト値とかどうしてるの?」と聞かれたのでまとめました。

まとめ

ping xxx.xxx.xxx.xxx -n 1 -l 32 -i 64 -w 5000

Windowsのコマンドプロンプトからpingを打つ場合にこちらのオプションを設定したのと同じ形になります。

  • -n 要求数を 1 に(デフォルト値は 4 です)
  • -l 送信バッファー(バイト)のサイズを 32 に(デフォルトは 32なのでそのままです)
  • -i TTLを 64 に(デフォルトは 128 です)
  • -w タイムアウト(ミリ秒)を 5000 に(デフォルトは4000)

1回しか投げないので、気持ちタイムアウトを延ばしています。

ですので、ゼンピングでこちらのように192.168.0.6/32に対してping実行した場合、

ゼンピング実行イメージ

コマンドプロンプトからのpingではこちらと同じことになります。

ping 192.168.0.6 -n 1 -l 32 -i 64 -w 5000
pingイメージ

ご参考(Windowsのpingのヘルプ)

C:\>ping

使用法: ping [-t] [-a] [-n 要求数] [-l サイズ] [-f] [-i TTL] [-v TOS]
            [-r ホップ数] [-s ホップ数] [[-j ホスト一覧] | [-k ホスト一覧]]
            [-w タイムアウト] [-R] [-S ソースアドレス] [-c コンパートメント]
            [-p] [-4] [-6] ターゲット名

オプション:
    -t             中断されるまで、指定されたホストを Ping します。
                   統計を表示して続行するには、Ctrl+Break を押してください。
                   停止するには、Ctrl+C を押してください。
    -a             アドレスをホスト名に解決します。
    -n 要求数      送信するエコー要求の数です。
    -l サイズ      送信バッファーのサイズです。
    -f             パケット内の Don't Fragment フラグを設定します (IPv4 のみ)。
    -i TTL         Time To Live です。
    -v TOS         Type Of Service (IPv4 のみ。この設定はもう使用されておらず、
                   IP ヘッダー内のサービス フィールドの種類に影響しません)。
    -r ホップ数    指定したホップ数のルートを記録します (IPv4 のみ)。
    -s ホップ数    指定したホップ数のタイムスタンプを表示します (IPv4 のみ)。
    -j ホスト一覧  一覧で指定された緩やかなソース ルートを使用します
                   (IPv4 のみ)。
    -k ホスト一覧  一覧で指定された厳密なソース ルートを使用します
                   (IPv4 のみ)。
    -w タイムアウト
                   応答を待つタイムアウトの時間 (ミリ秒) です。
    -R             ルーティング ヘッダーを使用して逆ルートもテストします
                   (IPv6 のみ)。
                   RFC 5095 では、このルーティング ヘッダーは使用されなくなり
                   ました。このヘッダーが使用されているとエコー要求がドロップ
                   されるシステムもあります。
    -S ソースアドレス
                   使用するソース アドレスです。
    -c コンパートメント
                   ルーティング コンパートメント識別子です。
    -p             Hyper-V ネットワーク仮想化プロバイダー アドレスを
                   ping します。
    -4             IPv4 の使用を強制します。
    -6             IPv6 の使用を強制します。

お願い

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